村田は、日本人にない物をもっている。日本人ボクサーはガードができないが、村田のガードはハイレベル。また、村田はパンチがあるし、加えてボディ打ちやアッパーが打てるのもひじょうにいい。
一方、井上の今日の試合は酷かった。手打ちの為、パンチが全くない。パンチをあれだけ当てても倒せないボクサーも珍しい。日本では天才だろうが、世界では凡才レベル。
辰吉の日本タイトル挑戦時とは、大人と子供の差だよ。井上は、パンチ力のなさとガードの下手さを露呈してしまったね。弱い日本人ボクサーが相手だと問題はないが、世界レベルとなると厳しいでしょう。まあ、日本国内だけにとどまるのなら、判定勝ちで問題はないが、世界には通用しないかな?
ペチペチパンチをあてるボクサーには興味がないので村田に話題を戻すが、ミドル級にはWBAのゴロフキン(27戦全勝24KO)、WBCのマルティネス(51勝2敗2分、パウンドフォーパウンド6位)、WBOのピーター(29戦全勝21KO)、IBFのバーカー(26勝1敗、1敗はマルティネスに敗れた)が王者で、他佐藤を子供扱いしたシュトルムやピログもいる、強豪が多い階級だ。
是非、村田にもこの一角に食い込んでほしい。たとえ、マルティネスやゴロナフキンを避けても誰も文句は言わないが、ばんばん強豪達とからんでほしい。
村田にはそれが出来る数少ない日本人ボクサーだ。

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