世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

2014年10月

日本では強かった日本人が、世界レベルの選手には子供扱いされたケースは多い。

古くは、KO仕掛け人のロイヤル小林はアルゲリョに悶絶させられたし、日本で対戦相手がいなかった辰吉と葛西はトーレスにやられている(結果はおかしな引き分け)。そんなトーレスは、コナドゥに6ラウンドでKOされたし。

そして、10戦全KOだった渡辺雄二はエルナンデスに簡単にKOされ、大橋やロッキー・リンは、リカルド・ロペスには何もさせてもらえなかった。

階級を上に移すと、最後に渕上には負けたが日本人相手では強かった佐藤はシュルトムの左1本でやられた。見事なまでにジャブをあてられ、あんなディフェンスができないボクサーが世界戦ができるんだとある意味感心した渕上は、ゴロフキンに3ラウンドで沈められた。

吉野や佐藤なんかは、日本では圧倒的に強かったがともに朴にKOされている。そんな朴はクォーティに左1本で4ラウンドでジ・エンド。(佐藤は2ラウンド途中までクリーンヒットが多かったが、なんせパンチが弱い。日本人ならあれでも倒せるんだが)

そんな日本人を子供扱いしたエルナンデス、シュトルム、クォーティ(クォーテイは韓国人を子供扱い)はオスカー・デ・ラ・ホーヤに負けているんです。

デ・ラ・ホーヤはどれだけ強いんだ。(他のデラホーヤの主な対戦相手は、英雄チャベス、ミゲル・アンヘル・ゴンザレス、ウィテカ、カマチョ、トリニダード、モズリー、ホプキンス、フェルナンド・バルガス、マヨルガ、メイウェザージュニア、パッキャオと超豪華)

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先日、ノニト・ドネアはウォータースにKO負けをくいました。最近のドネアの評価は、「ボクシングが雑になってきた」とか「サイズに限界」等、言われてますが もう十分じゃないですか?

フライ・スーパーフライ・バンタム・スーパーバンタム・フェザーと5階級もとってるし、かなりの強豪と試合をしてます。

2007年に当時無敗だったダルチニアンを5ラウンドKOしたのを皮切りに、タイソン・マルケスを8ラウンドTKO、池原に大差判定勝ちのシドレンコを子供扱いし(4ラウンドKO)、長谷川を4ラウンドKOしたモンティエルにはたった2ラウンドKOなんです。しかもモンティエルは頭蓋骨を骨折させられ、長期休養させられてるんですね。

さらに、スーパーバンタムNO1のナルバエスにも大差判定勝ち、バスケス・ジュニア、マセブラ、ジョニゴンとマルケス弟に勝った西岡も子ども扱いしました。その後、アルセ(アルセはこの階級ではダメでしたが)、リゴンドー、ベチェカ、そしてウォータースですよ。対戦相手の質はかなり高いですよ。

ドネアはアウトボクサーだと思ったのですが、けっこう打ち合うし、また倒すので魅力がありますね。おそらく、日本のジム、または日本のトレーナーなら完全なアウトボクサーに育て、タッチボクシングをさせるでしょう。

それにしても、ドネアは36戦のキャリアのうち少なくても10戦以上が強豪との試合です。井岡、亀田兄、山中あたりには見習ってほしいですね。

これだけ強豪と試合をすれば、ドネアはけっこうボロボロでしょうね。ドネアは決して丈夫でないので。今後も、リゴと再戦を含め、強豪相手に向かって行くのでしょう。

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前回同様、激闘について書きます。今回は、ライバル対決の激闘です。

まずは、エリック・モラレスとマルコ・アントニオ・バレラです。この二人は、お互いにいがみ合っているようで、意地と意地のぶつかりあいで、3戦ともやはり激闘になりました。また、二人のテクニックもハイレベルなので見てて鳥肌の立つような試合でした。

モラレスは、あの辰吉を子供扱いしたサラゴサを簡単に倒したし、川島がやっと勝ったブエノをあっさりと2ラウンドでKOしているので、どれだけ凄いのかと思いながら1戦目を見たのですが、想像以上でした。しかし、バレラのほうも想像以上に強く、タフで、根性が凄く、驚きの連続でした。これが、初めてハーンズ・ハグラー・レナードを見て、世界と日本の差を痛感して以来のショックでしたね。

モラレスは60戦以上、またバレラも70戦以上のキャリアなのですが、この2人はまさしく“El Terrible(恐怖の男)”“Baby Face Assassin(童顔の暗殺者)”なのです。

この2人はメキシカンなのですが、メキシカンにはもう1組の凄いライバル対決があるのですね。イスラエル・バスケスとラファエル・マルケスなのですが、この2人はなんと4戦戦っているのです。

この2人の戦いもされはもう想像以上で、2人の激戦はお互いを破壊し、間違いなく選手生命を奪っていったのでしょう。バスケスは網膜はく離になったし、マルケスも西岡戦はもう壊れていました(しかし、あのマルケスに勝った西岡は間違いなく強いボクサー)。

それにしても、メキシカンはなんであんなに勇敢で頑丈なんだ。ロマゴン相手に真っ向からうちあ合ったバルガスも確かメキシカンでした。

遺伝子か? 根性か? 練習法か? 

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今度も山中の挑戦者は超弱い。スリヤンとかいうタイ人なのだが、1階級下だし、おまけに佐藤に負けているし、超弱い韓国人(ミニマムあがりのフィリピン人にたった2ラウンドで失神させられた)にも負けている。そして、このタイ人の最近5人の対戦者は、25勝39敗、12勝6敗、17勝19敗、4勝5敗、デビュー戦としている。

そんな弱い挑戦者とかしか山中はできないのか? もしくは、ロートルでない場合は弱いボクサーを自動的に選ぶのか? (山中のロートル’好きは有名。4人ぐらい連続で35歳前後の挑戦者との防衛戦)

弱い相手ばかりなら、誰でもKOできまっせ。亀田兄でも、KOするでしょう。ボクシングは相手が弱いとKOや勝利が増え、勘違いされるケース(長谷川の場合は本人も勘違いしたが)が出てくる。

弱い相手に勝ってもチャンピオンはチャンピオン。帝拳は粟生もそうだったが、下田、三浦、五十嵐、山中と雑魚を狙って戴冠したり、空位のベルトをどさくさまぎれにまくのが多い。

こんなのでもチャンピオン。そして、メイウェザーやパッキャオ、マルケス、ウォード、リゴやドネア、フローチ、ゴロフキン、コット、クロフォード、ロマゴン等もチャンピオン。ただし、月とすっぽん、ダイヤモンドと糞ぐらいの差はあるが。

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井岡陣営がエストラーダとレベコと交渉しているようですが、あくまでもローマン・ゴンザレスとはやらないようですね。先日KOされましたが、やはり八重樫は激闘王と呼ばれるだけの男気はあるんだなと思いました。

今回は日本の激闘王ではなく、本家激闘王アルツロ・ガッティのことを紹介しようと思います。戦績は40勝(31KO)9敗と負けが多いのですが、この男はとにかく打たれ強く、打ち合いを好みます。

1998年のイヴァン・ロビンソンとの2戦やミッキー・ウォードとの3戦を見れば、どれだけ凄いか納得頂けるかと思います。


上の動画は、ウォードとの1戦目です。まあこんな死闘に3戦ともなってしまい、ガッティとウォードは死闘の後、親交が深まり、ウォードは引退後にガッティのトレーナーやスパーリングパートナーをかってでたようなんです。同じく激闘を演じた、モラレスとバレラとの仲とは大違い。

試合内容ですが、ポイントなどを無視した激しい打ち合いに終始し、両者血まみれの顔で朦朧としながらも本能だけで打ち合うような試合なんです。両者は、どれだけ頑丈なんでしょう。

このガッティは、あのデラホーヤや世界NO.1ボクサーのメイウェザーJrとも試合をしてます。当然、負けましたが。

そんなガッティも、5年前に旅行先のブラジルで遺体として発見され37年の生涯の幕を閉じたのです。とても、残念でたまりません。

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