世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

2015年05月

先日、辰吉次男がデビュー戦を2ラウンドKOで飾りましたが 辰吉とは桁が違うだの、日本チャンピオンどまりだの、いろんな意見を聞き驚きました。

デビュー戦がゴールなんですか? デビュー戦ってスタートなのでは?

デビュー戦で負けた世界チャンピオン達って割とおりますよ。ピピノ・クエバスやあのロマチェンコを破ったサリドはデビュー戦黒星です。日本人なら、セレス小林や星野敬太郎がそうですね。

さらに、あのマルケス兄弟もデビュー戦負けてます。ファン・マヌエル・マルケスは2回開始時の反則負けでラファエル・マルケスは、辰吉と死闘を繰り広げたラバナレスに8ラウンドKO負け。

デビュー後、どんどん強い相手と合い間見えて 強くなっていってほしいです。辰吉寿以輝はまだ18歳でアマ経験がなにので、これからのボクサーです。どんな練習をするか、またどんなボクサーと試合をするのかによって化ける可能性があります。また 亀田兄のようにかませ路線にジム側が走れば、希望はもてないでしょう。

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ディフェンスが上手なボクサーは好きですし、ディフェンスができないボクサーはボクサーとは呼べません。メイウェザーは一番ディフェンスが上手だと感じますが、前座で出てきたロマチェンコもディフェンスがかなり上手ですね。

またメイウェザーのディフェンスとはタイプが違い、時折サイドに出て攻撃をします。メイウェザーは、基本は距離をはずすかクリンチワークを使うので防御で終わってしまうのに対し、ロマチェンコのディフェンスは攻撃にもつながります。このディフェンスはかなり反復練習を繰り返したのでしょうね。

 

ロマチェンコのアマ成績は396勝1敗、オリンピック2連覇と 化け物のようなレコードなのです。そんなボクサーだから、すぐに世界チャンピオンになると思ってましたが、2戦目で世界挑戦するも相手が悪く、ベテランのサリドに判定負けを喫してしまったのです。

しかし、その後は3戦目でWBO世界チャンピオンになったのですが、今後はドネアやダルチニアンをKOしたニコラス・ウォータース(25戦全勝21KO)と統一戦や、スーパー・バンタムのWBA王者リゴンドー(15戦全勝10KO)やIBF王者カール・フランプトン(20戦全勝14KO)、WBC王者サンタ・クルス(30勝17KO1分)達とからんでいってほしいですね。

しかし、2戦目でサリドと戦うなんて怖いもの知らずですね。

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メイウェザー・ジュニア対マニー・パッキャオの一戦は、あまりにも予測通りの結果だったのでスルーします(メイが勝って嬉しいですけど)。最近の記事のコメント欄に、ウィルフレッド・ベニテスのことがよく書かれているのでベニテスのことを少し書きます。

ベニテスは、17歳6ヶ月の最年少世界チャンピオンというのは有名なのだが、戦績は53勝8敗1分と負け数は割と多いのです。ただ、負けた相手はレナードやハーンズ(ハーンズからはダウンを奪っての判定負け)等のスーパースター達が含まれ、またキャリア後半はパンチドランカーになった為、神レベルのディフェンスができなくなったからです。どれぐらいの神業かも、この動画を見てください。特に2ラウンドのラスト30秒。ベニテスのディフェンスはメイウェザー・ジュニアのディフェンスと違って、相手のパンチがあたる距離で目と上体の動きでよけるのが特徴です。



そして、ベニテスはレナードの時もハーンズの時も 試合前のにらみあいが凄かった。

 
亀田兄も試合前に睨みをきかせるが、ベニテスが相手なら小便をちびるのじゃないかな? 亀田とはレベルが違いすぎて比較するのも馬鹿らしいが。

そんなベニテスは、練習嫌いでラテン特有の怠け癖があり、レナード戦も試合前1週間しか練習をしなかったようですね。もし、ハードな練習をしてレナードに勝っていたら、ベニテスの人生やレナードの人生は変わっていたでしょう。

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なぜ海外のボクシングは日本と違い盛り上がって、スーパーマネーを生み出すのか? たぶん、強いチャンピオンがたくさんいて、そういったボクサー達がスーパーファイトをするからでしょう。

例えば、45戦全勝44KOのチャンピオンに29戦全勝全KOという挑戦者が挑むとなったら盛り上がるしかないでしょう。そして、その勝者が上の階級のこれまた25戦全勝全KOの化け物と戦うのです。

また、1980年代のウェルター級も凄かったのですね。長身のヒットマン ハーンズ、ゴールドメダリストのレナード、17歳6ヶ月で世界チャンピオンになったベニテス、何人もの挑戦者のあごを割った クエバス達がいて、そこにライト級から伝説の石の拳 デュランが入ってきたのです。そんな中、WBAチャンピオン・ハーンズとWBCチャンピオン・レナードが統一戦を行ったのです。この一戦は、ボクシング史上のベストバウトのうちの1つでしょう。

話は少しそれますが、日本ではあまり馴染みがないベニテスについて書きたいと思う。ベニテスは幼少の頃から猛トレーニングを父から課せられたのか世界チャンピオンになった後はすっかり練習嫌いになり、レナード戦は試合前1週間しか練習をしなかったと言われます。それなのに、レナード戦では試合前寒気がするようなにらみ合いをするのです。レナードも、単なる優等生ボクサーではなく そのにらみ合いを堂々と受けたのですね。本当に、あのにらみ合いはヤバかったですね。

続いて、1990年代後半に話を移しますが、この当時のウェルター級も強豪揃い。WBAはクォーティ、WBCはデラホーヤ、IBFはトリニダードがチャンピオンなのですから。みんな日本人では、試合すらできないレベル。日本人トップの吉野と佐藤をKOした当時アジアでNO1だった朴政吾ですら、クォーティに左1本で4ラウンドで葬り去っています。そんなクォーティとデラホーヤの試合もハイレベルで名勝負でした。

フロイド・メイウェザー・ジュニア対マニー・パッキャオの戦いは、果たして名勝負になるのでしょうか?

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