以前トレーナーの差で勝負ありという内容を書きました。薬師寺vs辰吉の試合のことなのですが、試合中のセコンドの差で試合が決まったと思う試合は多々あるでしょうね。

たとえば、内藤vs亀田兄の試合ですが 亀田兄にとって亀田父がセコンドから外されるというラッキーな一面はあったのですが(亀田父は試合中興奮して、的確な指示ができない側面がある)、あの試合でおそらくメキシカンのトレーナーが陣取っていました。そして、的確な指示を出していたと聞いてます。その的確な指示を、スペイン語が堪能な亀田和毅が逐一通訳して亀田兄に伝えていたのは言うまでもありません。亀田和毅は、自らのアドバイスを封印し、通訳に徹底してまでメキシカン・トレーナーを信頼していたようです。

内藤と亀田兄では、内藤の方がおそらく実力があったでしょう。しかし、試合中のセコンドの戦略の差が明暗をわけたと思います。

日本人とメキシカンでは、ボクサーのレベルは雲泥の差というのは言うまでもないが、トレーナーやセコンドの力量はそれ以上にレベルが違うのです。

日本のボクシング関係者達は、もっとメキシカンから学ぶ必要があるでしょう。
 
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