世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

2016年06月

今のボクサーと10年前、20年前のボクサーではどちらがレベルが上?と考えたことはないでしょうか?

日本では、2000年以降はろくな世界チャンピオンがいないので、昔のボクサーほど強いでしょう。ボクシング関係者に聞くと、渡辺二郎に勝てるボクサーはいないってみんな言うし、原田さんや大場チャンピオンはもっと強かったとみんな言ってます。

今のボクサーと昔のボクサーでは何がそんなに違うのか?たとえば、体の強さ、打たれ強さ、そしてスタミナが全然違いますね。世界戦を戦うのに、12ラウンドできないボクサーが多すぎる。昔は、15ラウンドを余裕でこなしてたのに。野球の場合は、ピッチャーが完投できないようになったが、それを先発・中継ぎ・押さえといったように何人ものピッチャーでカバーできるが、ボクシングはそれができません。

そして、日本人ボクサーで高山以上のスタミナ・打たれ強さをもったボクサーはいない。高山はもう33歳ですよ。

同じ質問をアメリカでしたことがあるが、全ての関係者は今より90年代、そして90年代より80年代が強かったと言ってました。例えば、メイウェザーに勝てる20代のボクサーはいないし、パッキャオに勝てる20代のボクサーもいないっと。また、1988年にデビューしたバーナード・ホプキンスは50歳前まで世界チャンピオンだった。

1969年にデビューしたジョージ・フォアマンは1977年にいったん引退した。が、10年後の38歳の時に復帰し、なんと45歳の時に世界チャンピオンに返り咲いている。引退前は、復帰する前とは比べられないほど、数段強かったのです。

日本だけでなく、海外のボクサーも強さやスタミナ、気持ち等が落ちていっているのでしょう。
   
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最近の世界タイトルマッチでの日本人対決には、レベルが低すぎてげんなりさせられている。世界レベルには程遠い試合がほとんど。

小林対西城、薬師寺対辰吉等の一戦はみごたえがあったが(それでも、薬師寺対辰吉は世界レベルではなかった)、河野対亀田長男、佐藤対赤穂、内藤対清水、下田対李、坂田対山口、坂田対久高、坂田対亀田次男等の世界戦は本当に低レベル。

そして、高山が日本に帰国以来小野、大平、原と世界戦というには恥ずかしいレベルの日本人と防衛しているのは如何なものか? そして、今回もまた日本人。

しかし、今回の相手 加納陸は小野や大平、原達とは違って本物の匂いがする。最年少世界チャンピオンばかりがクローズアップされているが、加納は幼少時からボクシングをしており、中学卒業後高校に進学せずにフィリピン・タイ等で武者修行。デビューは、フィリピンで戦ったのですが判定負け。その後も、フィリピン・タイで戦い続け、海外でなんと8戦もしている。

直近の仕事は、元世界チャンピオンのメルリト・サビーリョでスプリットながら判定で勝っている。加納は日本人ボクサーがもっていない強い心をもっているので、日本では敵なしの高山とは世界戦にふさわしい戦いになるだろう。

高山と加納は、共に中学卒業後ボクシングに賭けている面や共に海外で修行をしていること、ジムに恵まれていない点等共通点がある。

高山はサウスポーやスピードがあるボクサーが苦手なので、後半失速さえしなかったら、加納が有利だろう(高山のスタミナやタフネスさは、日本人ボクサーではNO1、突出している)。そして、高山の根性にひるまなければ、最年少世界チャンピオンの可能性大だろう。

いずれにせよ、久々に見ごたえのある日本人同士(高山の国籍は確か日本のはず)の世界戦になるだろう。
   
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少し前の話になるが、アムナットがジョンリエル・カシメロにあっさりとKO負けをした。1ラウンドからペースをとっていたのに、4ラウンドに左フックを食らって強烈なダウンを喫し、その後もボディで完全KO。

かといって、井岡とカシメロがやればカシメロが勝つのかどうかはわからない。ただ、井岡ならアムナットに何回やっても勝てないが、カシメロなら何回もKO勝ちするでしょう。

井岡とカシメロの決定的な差は一発があるかどうか。井岡のパンチなら軽すぎるので、フライ級の世界レベルのボクサーならどんな連打、または強烈なカウンターをもらっても倒れない。しかし、カシメロなら一発でKOする重さがある。

また、井岡はパンチが軽く貧弱なので、対戦相手は恐怖心がまったくなくじっと見ることができるが、カシメロの場合は恐怖心があるので、パンチから目が離れる(本能のため)場面が出て、ディフェンスにスキが生じる。

蛇足だが、カシメロのジムはフィリピンのセブにあるとても小さなジム。プロモーターと交渉のためセブに行った際に通った時に見たのだが、あまりの小いささに驚いた。だから、カシメロは海外での試合が多い。ニカラグア、メキシコ(3回)、南アフリカ、アルゼンチン、パナマ、タイ、今回は中国とこれだけ海外でやっていればKOしなければならないスタイルになるので、日本でしか勝てない井岡とはスタイルが違うのである。

井岡はこのまま、スーパーチャンピオンのエストラーダから逃げ、雑魚としかしないのなら今の貧弱スタイルでも判定勝ちを続けられるだろう。今回の相手キービン・ララはパンチがないし、キャリアがなく(対戦相手がほとんど10戦未満)、さすが井岡陣営といった感じ。このまま続ければ、日本人ファンも馬鹿ばかりではないので、亀田と同じ(もしくはそれ以下)といつかは気づかれるのでは?
  
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歴代メキシカンボクサーでのランキングが掲載されているサイトを見つけました。メキシカンボクサーは大好きなので、このサイトを見つけた時はつい興奮してしまいました。

1位は、やはりフリオ・セサール・チャベス。なんたって、108勝87KOですから。
2位はルーベン・オリバレスで、3位はサルバドール・サンチェス。
4位は歴代ミニマム級最強のリカルド・ロペス、5位はマルケス兄、6位はカルロス・サラテ。
7位はバレラ、8位はビセンテ・サルディバル、9位はバレラやパッキャオと激闘を繰り広げたエリック・モラレス、10位は192勝したキッド・アステカとなっている。
http://bleacherreport.com/articles/1339019-the-top-ten-pound-for-pound-mexican-warriors/page/11

個人的には、チャベスとマルケス兄が大好きなのでこのランキングには満足。カルロス・サラテ対アルフォンソ・サモラの一戦いは当時注目の的でした。なんたって、45戦全勝44KOと29戦全KO戦ったのですから。この戦いを制したサラテは、同じくKOキングの55戦全勝53KOのゴメスに敗れるのです。が、そのゴメスをサルバドール・サンチェスがKOするっという、凄い戦いが続いて行くのです。

この10名は、強いだけでなく勇気がある。一般のメキシカン・ボクサー達も日本人ボクサーにない勇気をもっています。ドネアにめったうちにされながらも、後半ドネアをコーナーに再三つめたフアレス、ロマゴンと好勝負をした後、ビロリアからタイトルを奪い、当時無配のメリンドやセグラやタイソン・マルケスを撃破したフランシスコ・エストラーダ(WBOとWBAの世界チャンピオン。なお、井岡はエストラーダがスーパー王座についた後に、WBA王座についた。本当のチャンプはエストラーダ)。

メキシカンボクサーは、ライバル対決がひじょうに多いのも人気の一つでしょう!
  
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