世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

2016年09月

古い話ですが、長谷川穂積がモンティエルにKO負けをした後、フェザー級でファン・カルロス・ブルゴスとチャンピオン決定戦をした。当時のブルゴスは25戦全勝といった戦績だったが、boxrecで調べてみると、25戦の対戦相手のほとんどが負け越し(3人がデビュー戦で10人が負け越し、そのうち6人が0勝。0勝9敗、0勝12敗、0勝24敗等がいました)。だから、戦績ほどの相手ではないというのがわかりました。

また、粟生がボスキエロというイタリア人と試合をしたことがあったのですが、そのイタリア人は無敗の刺客(当時29勝0敗1分)というふれこみで日本に来ましたが、対戦相手のほとんがかませ(対戦相手の18人負け越し。粟生との試合の前の相手の戦績は、10勝29敗、1勝23敗、6勝9敗)。そして、6勝9敗の相手とドローの後にランキングに入ったようです。しかも、このボクサーの本職は左官屋とういうことがわかったのだが、そんな左官屋ボクサーに粟生は2対1のホームタウンデシジョンでやっと勝つ始末。

そして、今日本人ボクサーで唯一海外で試合ができる高山(他のボクサーは日本でしか勝てないからやらない)だが、IBFチャンピオンになる直前の試合でフィリピン人のハンディグに判定で負けている。高山に勝ったハンディグは、その後6連敗。

ここに挙げたのは一例だが、日本人ボクサーの対戦相手のほとんどは弱い相手です。また、日本に来る外国人ボクサーのほとんども弱いボクサー(勝つ気のないボクサーもいる)なのです。

幸い、今は世界タイトルが4団体あるので、ローマン・ゴンザレス(玉砕したが八重樫は凄いと思う)やリゴンドー(天笠はなぜ試合をしたのだろう?)やドネア(西岡レベルでも子供扱い)とは試合をしないでしょう。
 
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長谷川穂積は、OPBFチャンピオンの頃からいいボクサーだと思って見続けていました。ただ、世界チャンピオンになって真正ジムに移ってからは弱い挑戦相手からKO防衛をし、ボクシングが雑になったことと自分の実力を過信し始め、モンティエルに4ラウンドでKO負けをくらいました(モンティエルはその後ドネアに簡単に2ラウンドで粉砕された)。

長谷川は、その後フェザーに上げめざとくWBCが空位なのを見つけ決定戦でチャンピオンになったが、ジョニー・ゴンザレスに簡単に4ラウンドでKO負け。その後、さして強いとは思えないキコ・マルチネスにKO負け(マルチネスは、西岡に負けたムンローに負けてるし、クィッグに2ラウンドでKO負けているし、サンタ・クロスにも簡単にKO負け)。

バンタム時代の長谷川は、対戦相手が弱かったこと(某ジム主導)と体格の差(かなりの減量をしていた)で、KOができていただけで、本来は世界レベルの相手にはKOができないし、また体格の差がなくなれば非力なパンチではなかなか厳しい戦いが続くのが目に見えていた。

しかし、長谷川は自分の弱さに気づき(だから、同じスーパー・バンタムでも絶対にリゴンドーやドネアとはやらない)以前の連打を取り戻し、また折れない気持ちで今回は頑張った。亀田長男に負けたとはいえ、ウーゴ・ルイスに打ち勝ったのは評価ができる。

ただ、長谷川は以前のような距離ではパンチが打てない。練習の時もそうだが、近い距離でしか打てなくなったことがモンティエルやジョニゴンやマルチネスにKO負けをくらったのだろう。長谷川は、井岡等と同じで貧弱で打たれ弱い。だから、今回のような博打のようなボクシングではなく(今回はルイスが不調で自爆)、勝てるボクシングをしなければ先はないだろう。亀田、井岡、田口、井上、山中等のように今後も弱いボクサーを狙い打ちするのなら、今ままで通りでもいいけど。

長谷川はもう自分の力に気付いてしまっているので、引退する可能性が大きいと思う。これ以上は、ないから。

   
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