世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

2018年03月

よく、レナードがいたウェルター級~ミドル級はやばいぐらいレベルが高かった。いや、アリがいた当時のヘビー級は凄すぎるといった声を聞きますが、残念ながら比較はできません。

ただ、あるボクサーを基準に、フェザー級周辺、ウェルター級周辺のレベルを比較することは可能です。そのあるボクサーというのは、世界で1番有名なスポーツプレーヤーのマニー・パッキャオです。パッキャオは、両階級の世界レベルの数々のボクサーと戦ってきましたから。

まずは、フェザー周辺です。バレラには苦戦せずに勝利し、マルケス兄には1勝1分と大苦戦、そしてエリック・モラレスとは3度戦いましたが、なんと緒戦はモラレスが勝っております。

その後、ウェルター級周辺で戦いますが、あのオスカー・デ・ラ・ホーヤには危なげなく8ラウンドTKO勝ち、リッキー・ハットンにも2ラウンドKOの圧勝、ミゲール・コットが相手でも難なくTKO勝ち。また、パッキャオはスーパー・ウェルター級の大男のマルガリートにも簡単に勝って見せたのです。

普通の考えでは、元々フライ級で背が低いマニー・パッキャオは、階級をあげるほど苦戦するはずですが、逆にスーパーライト級~スーパーウェルター級の世界一級品ボクサーとの戦いはほとんど危なげなく勝っているのです。

当時のウェルター級は、デ・ラ・ホーヤだけでなくティトやモズリー、クォーティ、フェルナンド・バルガス等がいてかなりレベルが高いはずです。

しかし、そんなレベルの高いウェルター級以上にフェザー級での戦いの方が苦戦したように映りました。っていうことは、当時のフェザー級は計り知れないレベルだったということですね。

特にファン・マヌエル・マルケスはやばいぐらい強かった。12歳からベリスタインに教わったのだから、強いわけです。そんなマルケス兄はなかなかタイトルマッチの機会にめぐり合えず、初めて世界チャンピオンになったのは42戦目だったのです。

マルケス兄も元々フェザー級でしたが、パッキャオを追いかけなんと4階級上のウェルター級までやってきて、4度目の対戦では右カウンターで失神KOを奪ったのです。

一瞬、これってフェザー級のレベルが高いというよりマルケス兄が強すぎるだけじゃないかなと思いましたが、実際あの当時のフェザー級の3人のメキシカン(マルケス兄、モラレス、バレラ)はやばかったです。
 
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現在フライ級で1番強いボクサーは、満場一致で3階級王者のドニー・ニエテスでしょう。ドニー・ニエテスは、元々ミニマム級だったが、強い相手を求めて上の階級にあがって来ました。

最強だったローマン・ゴンザレスをターゲットにしていたのだが、さすがのニエテスでも体力負けすると思ったのだが、前回の試合(7ラウンドでレベコをTKO)を見るとなんだかいけそう。


レベコは以前井岡が苦戦したボクサーだったが、やはりニエテスは井岡とは次元が違い、レベコのパンチを全くもらわず、逆に的確にパンチを放つ。また、ニエテスは打った後やパンチをよけた後に、必ず体の位置を変えるので、常に試合をコントロールし、6ラウンド終盤にはレベコが半分意識を失うほどのダメージを与え、7ラウンドにあっさりと倒した。

そんなドニー・ニエテスは、なんとスーパーフライ級にあげるようだ。そして、IBFでは1位にランクされ、空位のベルトを豪打のアストン・パリクテ(24勝20KO2敗)と争う見込み。パリクテは背も170cmと高く、細いが筋肉質で豪腕を放つ。

それをクリアした後は、ローマン・ゴンザレスと試合をする予定。

スーパー・フライは、現在シーサケットがNO1、エストラーダやロマゴンが続くのだが、ニエテスはそこに絡みたいようだ。

この小さく・非力なボクサー(元々ミニマム級)にどれだけ勇気があるのか?井岡と井上よ、ドニー・ニエテスを鏡としろ。

スーパーフライ級は、まだまだ熱いのです。
 
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4月15日に38歳のパンチ力のないイタリア人を相手に村田涼太は防衛戦を行います。このイタリア人は、27勝でKO勝ちがたったの5度、そしてサンダースとソロにKOされております。

村田にとっての正念場はこの次でしょうね。現在ミドル級のトップは、ゴロフキンとカネロが君臨し、3位~5位はチャーロ、ジェイコブス、サンダースです。6位デレブヤンチェンコ、7位アンドラーデが来て、やっと村田が来るのです。

村田はWBAチャンピオンですが、その上のスーパーチャンピオンはゴロフキンがおり、現在は世界で8位の実力です。世界チャンピオンの名乗っているので、せめてチャーロ達と3位争いがでいるまで行ってほしいと思います(ゴロやカネロに勝てという無理は申しません)。

ちょうど、同じWBAスーパーウェルター級チャンピオンだったアンドラーデが下から来たので、これを迎え撃ってほしいですね。もし、勝てれば次はチャーロかジェイコブスあたりとやればかなり盛り上がります。

今回村田のことをテーマにしたのは、実は村田は世界で本当は8位だということではなく、新聞のコラムで、国民栄誉賞の受賞が取り沙汰されている羽生結弦とスピードスケートの小平奈緒を指し、《今回目立つ結果となった2人を検討するのは、五輪のレベルの価値とは競技レベル(競技人口、普及率等)ではなく、企業や政治的に広告としての価値があるかどうか なのかと考えさせられる、いらないオマケのついた平昌五輪でした》と批判していることに同意しているからなのです。

村田は、企業や政治の広告としての価値といってますが、オリンピックは企業や政治に利用されているし、当然プロボクシングも利用されてます。そんな背景に村田はうんざりしているのでしょう。決して、羽生や小平を批判しているのではなく、オリンピックを利用している企業と政治を批判しているのかと思います。

ちなみに、王選手が国民栄誉を受賞した背景には当時の福田首相が内閣の人気取りや政権運営の為に利用したとされてます。今回も安部政権がそのように利用したとうがってもおかしくはないでしょう。

だけど、世間は「ただのやっかみ。意外と中身はネチネチしている」「素直に俺にもくれって言えよ」など、反対意見が多い。

思うに、国民栄誉賞って一体何なのでしょう。村田が問題提起をしてくれたおかげで、時の権力者の人気どりというのがわかって来ました。だから、八百長で記録を固めた力士ももらえたのでしょう。

しかし、今の村田に説得力はない。今後、アンドラーデやチャーロに勝って3番手に来て初めて説得力ができるでしょう。せめて、ゴロフキンとカネロの次に来てくれ。

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海外の記事ですが、ゾラニ・テテが「井上直哉が俺から逃げている」と非難してますね。記事の見出しにある、duckには逃げるという意味があるのです。
https://www.boxingscene.com/zolani-tete-accuses-naoya-inoue-ducking-him--125973

井上のことをいつもヨイショして、井上過大評価を狙っているジ・サンサー編集部でさえ、「テテ陣営がっかり、正直驚いた」 と井上に対して、初めてマイナス記事を出してますね。
https://the-ans.jp/news/19814/

アメリカのメディアは時には、過剰に評価します。また、大げさにほめます。そのことだけ、取り上げていれば、読者は勘違いしてしまいますよね。

ジ・アンサーの記事によると、井上は最初テテとの対戦希望をほのめかしていたが、テテが井上との対戦を熱望したとたん、矛先を変えたとしています。おそらく、海外の関係者も同様の意見でしょう。

井上「雑魚狩ばかり思われるのが嫌だから、いっちょテテとやりたいと言っておこう。テテは気付かないし」 テテ「井上がやりたい?よし、日本でやろう。100%勝てる相手でおいしい」井上「やばい、適当にごまかそう。あ、マクドネルがいたわ」とこんなストーリーを予想しているでしょうね。

井上陣営は、相手が逃げているとよく言ってますが、そんなことはないでしょう。ロマゴン、シーサケット、エストラーダ、テテ、彼らは絶対に逃げないし、敵地でもどこででも戦います。

単に井上陣営が怖がっているだけなので、強いボクサーとは一切絡めないのが本音でしょう。また、パンチのある相手とは一切やりません。

日本人のみんなは、亀田兄弟をよく攻撃してますが、井岡や井上は正直亀田兄弟以下です。井岡は、ロマゴンとエストラーダから逃げました。

井上も、口ではロマゴンやテテのことを口にしますが、決まりません。決める気がありません。テテは安い金額でも日本に来ます。大橋陣営は、夜も眠れないほど怯える日が続くでしょう。

井岡も井上も強豪と試合をしないのならしないでいいです。勝てるとは思えませんし、怖いのはわかります。しかし、勝てないのに、試合をしないのに、大きなことは言うのはやめてほしいのです。みっともなく、見苦しいし、同じ日本人として恥ずかしいのです。 

 
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前々回の記事のバンタム級の話で、カルロス・サラテ、アルフォンソ・サモラ、ウィルフレド・ゴメスの名前が出ました。

 

サラテとサモラはメキシカンなのです。メキシカン同士、チャンピオン同士、凄いレコード同士がぶつかり、サラテが勝ったのです。そのサラテを迎え撃ったゴメスは、プエルトリカンです。

 

サラテが55戦全勝53KO、ゴメスが25戦全勝全KO2人はプエルトリコでぶつかりました。

 

このように、メキシカン対プエルトリカンという対決はいつも盛り上がり、打ち合い・プライドのぶつかいが必至なのです。

 

カルロス・パロミノ対ウィルフレド・ベニテス、チャベス対カマチョ、チャベス対エドウィン・ロサリオ、アントニオ・マルガリート対ミゲール・コット等枚挙にいとまがありません。

 

しかし、その中でベストファイトはと聞かれれば、サルバドール・サンチェス対ウィルフレド・ゴメスと答えるしかないでしょう。

 

前出しましたが、全勝対決・メキシカン対決で勝ったサラテをプエルトリカンのゴメスが迎え撃ちました。

 

勝ったゴメスは上の階級に上がり、それを迎え撃ったのはメキシカンのサルバドール・サンチェスだったのです。そうなると、会場は当然ラスベガスです。

 

試合開始後、ゴメスはいきなりダウンをくらい驚いた表情を見ませました。ゴメスは今まで相手が倒れるのは普通で、自身が倒れる姿など微塵も考えたことがなかったのでしょう。それでも、ゴメスはさるもので態勢を整えて反撃に出ます。

試合は8ラウンドに突入、ゴメスも反撃するも、サンチェスが怒涛の連打で、最後はロープの外にたたき出し、KOしゴメス神話の崩壊を告げました

 

その後、サンチェスはあのアズマー・ネルソンをも激闘の末破ったのですが、愛車のポルシェでの事故で23歳の生涯を閉じてしまったのです。サンチェスの夢、医者になるという夢は叶わなかったのですが、メキシカンの心の中には永遠に刻まれているでしょう。

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