世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

2018年09月

以前テレビの放送で、ダルビッシュと工藤が対談していたのですが、田中投手がメジャーに行く際にどうすれば通用するかという話題になった時に、ダルビッシュは真っ先に「逃げないこと」と発言しました。

メジャーと日本では「バッターの向かってくる気持ちが全然違う」と説明し、おれは日本とアメリカの決定的な違いとし、日本では田中投手のような相手のエース級が来れば、「最初から打てない」「今日はまあー君だから勝てない」と言ったり思い込んだりするようです(監督ですら言うようです)。

アメリカではそんなことは絶対ないようで、たとえバーランダーであっても、「俺今日打つよ、ホームラン打ったる」「あいつ俺にスライダー投げたら危ないぞ」と8番バッターのソトですら絶対打ってやると意気込んでるようなのです。

このことは、日本のボクシングでもあてはまります。日本人ボクサーは、「ロマゴンか、KO負け確実だから他の対戦相手がいい」とか、「パンチが強い相手は駄目。パワーがなく、小さな相手がいい」と、これがほとんどの日本人ボクサーの気持ちでしょう。もしくは、陣営の気持ちでしょうね。

だから、山中の相手や内山の相手には強い相手はいなかったし(だからネリやコラレスに簡単にKO負けをくらった)、ロートルが多かったのです。

また、井上尚弥の相手も雑魚とよばれる相手や副業に忙しいボクサーやガリガリで減量がきついボクサーばかりなのです(今後は、期待してます)。

そして、今回アメリカでアロヨと試合をする井岡一翔も以前はローマン・ゴンザレスから無様に逃亡したり、そして自分の上にスーパーチャンピオンのエストラーダがいたにもかかわらず、勝つ自信がなかったからか、決して交わらなかったのです。

今回、ラッキーにも井岡父と決別したおかげでアメリカのリングに立てて、自身の対戦相手の最強のマックウィリアムス・アロヨと拳を交えることとなったのです。井岡自身、スーパーフライ2を見て自分のやってきた世界とは雲泥の差を感じ、本当のボクシングをしたいと感じているでしょう。

サラストレーナーとどこまで仕上げたのかが鍵になるが、これまでのような軽いパンチの連打は通用しないでしょう(日本だからジャッジが井岡よりでとってくれただけ)、左でさしあいで勝つのが必須条件ですね。

あと、井岡のパンチがきかないがそれを想定してファイトプランを立てねばならないでしょう。そして、いいファイトをして逃亡生活にプリオドをうってさらなる挑戦を目指してほしいですね。

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ
にほんブログ村

今回は日本人歴代最強ボクサーを階級別にみたいと思います。ミドル級(スーパーウェルター級含む)、ウェルター級(スーパーライト級含む)、ライト級(スーパーフェザー級含む)、フェザー級(スーパーバンタム級含む)、バンタム級(スーパーフライ級含む)、フライ級(ライトフライ級、ミニマム級含む)の6階級で検証します。

原則、世界チャンピオンの中から検証するのですが、ミドル級とウェルター級のレベルの低さはどうでしょうかw

まずは、ミドル級ですが竹原慎二(24勝18KO1敗)ですね。日本人唯一のミドル級チャンピオンということで敬意を表します。(村田の場合はスーパーチャンピオンにゴロフキンがいるのでWBAでは2番目のチャンピオンとしか思えません)

ウェルター級は世界チャンピオンが0なので、スーパーライト級を見ると平仲明信(20勝18KO2敗)という猛者がいます。平仲は海外でロザリオからタイトルを奪った本物の世界チャンピオンで、ラッキーな勝ち方をした浜田とはレベルが違います。

ライト級もレベルが低く、ガッツ石松と畑山なのでパッとしないですね。しかし、スーパーフェザー級には、小林弘(61勝10KO10敗4分)というテクニシャンがいます。小林弘はアメリカで2試合、メキシコで2試合、ベネズエラで2試合、エクアドルで1試合、フィリピンで1試合、そして最後の試合はロベルト・デュランとパナマで戦ったように、海外でも勝てる強いボクサーです。日本人相手でも、関光徳、青木勝利、沼田義明、西城正三(この一戦は日本人対決で最もレベルの高い一戦とされてます)に勝利するなどタフな試合が多かったのです。内山や三浦では入る余地がありません。

続きましてフェザー級は、2階級制覇の柴田国明(47勝25KO6敗3分)です。柴田もホノルルで3試合、グアムで1試合、南アフリカで1試合、そしてメキシコで1試合しております。とりわけ、メキシコでの試合は強豪ビセンティ・サルディバルからタイトルを奪取した試合でもあったのです。

バンタム級は、ファイティング原田(56勝23KO7敗)が君臨しているので井上や辰吉の出る幕ではありませんね。ファイティング原田が最初に世界タイトルをとった時は、世界チャンピオンはたったの7人しかいなかったのです。(各階級に1人の世界チャンピオンで、ジュニア階級もなかった。かりに世界チャンピオンがたったの7人のままだったなら、1970年以降日本人世界チャンピオンは0です)

また、ファイティング原田はフェザー級も実質とれており(インチキ判定で負けにされた)、当時のフライ級からフェザー級の世界の強豪達と渡り合っていたのです。この先、ずっと日本人NO1は不動のままでしょう。

最後に最軽量のフライ級ですが、これは満場一致で大場政夫(35勝16KO2敗1分)でしょうね。大場チャンピオンも対戦相手の質がひじょうに高く、タフな戦いばかりでした。

階級別最強にあげられていた日本人ボクサーに共通していることは、対戦相手が強いことですね。また、ほとんどのボクサー敵地でも勝てるということです。

2000年以降の日本人ボクサーの対戦相手の大半は雑魚ばかりでですが、試合数が極端に少ないのです。しかし、ファイティング原田さんや小林弘さんなどはタフな対戦が多い上に試合数が60を超えているのです。日本人ボクサーでも偉大なボクサーはいるのです。

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ
にほんブログ村  

このページのトップヘ