世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

2020年07月

1970年代・1980年代と現代ボクシングの違い

モハメド・アリがジョージ・フォアマンやsジョーフレージャー達と激闘を繰り広げていたのは1970年代です。

1980年代には、シュガー・レイ・レナード、マービン・ハグラー、トーマス・ハーンズ、ロベルト・ドデュラン、ベニテス達が活躍してました。

全体的な技術は現代ボクシングの方があがってますが、現代のボクサーではアリやレナードやハグラーに勝てる者はいないでしょう。

現代のボクサーと昔のボクサーでは何が違うのか? 例えば、体の強さ、打たれ強さ、そしてスタミナが違いますね。

また、ルール等もかなり変わってきているのです。
・15ラウンドから12ラウンドに
・グローブのサイズが大きくなった(6オンスグローブの廃止)
・グローブサイズが大きくなるにつれ、ガードが多用されるようになった
・各ラウンドの採点ができる限り10-10をつけなくなった

15ラウンドもあるので、最初は様子見かと思うかもしれませんが、今以上に1ラウンドから打ち合います。しかも、小さくて薄いグローブで。

そうしたこともあり、ハードパンチャーが多く面白かったのは事実です。昔のボクサーの方がパンチが速く感じるのは、グローブのせいかもしれません。(しかし、レナードをはじめ多くのボクサーは速かったですね)
 

以前アメリカ人の関係者達に現代のボクサーとひと昔前のボクサーではどちらが強い?と質問したのですが、全ての関係者は今より90年代、そして90年代より80年代が強かったと言ってました。

例えば、メイウェザーに勝てる20代のボクサーはいないし、パッキャオに勝てる20代のボクサーもいないっと。また、1988年にデビューしたバーナード・ホプキンスは50歳前まで世界チャンピオンでした。

1969年にデビューしたジョージ・フォアマンは1977年にいったん引退した。が、10年後の38歳の時に復帰し、なんと45歳の時に世界チャンピオンに返り咲いている。


引退前は、復帰する前とは比べられないほど、数段強かったのです。



日本だけでなく、海外のボクサーも強さやスタミナ、気持ち等が落ちていっているのでしょう。
   
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コロナで今後のボクシング・ビジネスは変革に迫られている

最初に、ボクシングの興行の仕組みを簡単に説明致します。

一般的には、興行主(プロモーターやボクシンジム会長等)が試合を企画・マッチメイク・運営します。

興行の収入は、入場券料、テレビ放映があれば放映料、スポンサーがいれば支援金等が収入になり、そこからファイトマネー、会場費、広告宣伝費、タイトルマッチの場合は承認料等支払われる仕組み
になっているのです。

ちなみに、日本人ボクサーの一般的なファイトマネーは4回戦であれば6万円、6回戦~8回線がが10万円~20万円、日本タイトルマッチで30万円~数百万円、世界戦で500万円~3,000万円ぐらいとなっております。(ファイトマネーは全てが本人に入るわけではなく、マネージメント料(最大33%)を所属ジムに支払わなければならない)

そして、今まで日本人ボクサーのファイトマネーの最高額は辰吉(対薬師寺戦)で1億5千万円以上と言われております。



海外では、フロイド・メイウェザー・ジュニア対マニー・パッキャオで、メイが300億円以上、パッキャオが100億円以上稼いでおります。

アメリカでは、ペイパービュー(有料放送)の収益が莫大な額になり、それがファイトマネーに計上されるので、一部の人気ボクサーのファイトマネーが日本とは桁違いの額になるのです。

ボクシングジムの収入は、練習生からの月謝、興行収益となるのですが、現在新型コロナウィルスの為、ボクシング興行は中止となり自粛している状態です。

しかし、先日愛知県や東京で無観客で試合を行っております。

無観客ですが、大会関係者や選手の為に感染防止対策をしなければならないので、非常に手間がかかったと思います。抗体検査、マスクやフェースガード着用、密集を防ぐための仕切り、消毒など。

おそらく、大赤字だったでしょう。テレビの放映権料や入場券料がなく、会場費やファイトマネーだけが出て行きますから。後楽園ホールでの興行では、2試合のタイトルマッチもあったので凄い額(1,000万円前後)の出費だったのかと思います。

それでも、どこかのジムが先駆けてやらないとボクシングは衰退していくし、ボクサーも収入がなくなってしまいます。



ただ、今後は赤字覚悟でやっていけば先が続かないので、無観客や入場者制限(三密を防ぐ)でも何らかの形で収入を得るシステムを確立しなければなりません。

例えば、youtubeを使ってライブ配信をしたり、インターネットを使って不特定多数から寄付金や激励賞等を視聴者から募ったり、オンラインで選手のグッズやトレーニングウェア、トレーニング機器、健康食品など売る等。

これまでとは比較にならないほど、youtubeなどの動画、ツイッター、ブログを活用し情報発信が必要でしょう。

動画発信は、試合だけでなく世界レベルの選手同士のスパーも発信できるし、練習内容も発信できます。体重の落とし方の指南もできます。それらを通じて、有料会員制度を確立するのもありでしょうね。

そして、そういったビジネスを確立したジムが今後生き残っていくでしょう。ボクシング業界は、非常に古い体質で、これまでなかなか変革ができなかったので、良いきっかけとポジティブにとらえて、様々なビジネススタイルを広げていってもらいたいと思います。

これを乗り切って、また以前のように多くの興行が開催されるのを待ってます!


※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html

※日本人ボクサーがプロテイン利用で強くなった記事
http://www.maywetherj.work/archives/53709251.html 

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デビュー戦に負けた世界チャンピオン

ボクシングは戦績は大事ですが、デビュー戦で負けてはいあがったボクサーは日本にもいます。

木村翔やセレス小林や星野敬太郎がそうですね。彼らは、その後目覚しい活躍をしました。(他、佐藤洋太や河野もデビュー戦負けてます)

また、メキシコのボクシングは、デビュー戦からきついマッチメークをするので、メキシカンも世界チャンピオンもけっこうデビュー戦には苦労してます。

ピピノ・クエバスやあのロマチェンコを破ったオルランド・サリドはデビュー戦黒星です。



フライ級でダラキアンと並んで強さを誇っているマルチネスもデビュー戦負けてます。マルチネスの1敗はデビュー戦の負けです。(いきなり5戦5勝の相手と戦わされ敗北。しかし、その後雪辱してます)

さらに、あのマルケス兄弟もデビュー戦負けてます。ファン・マヌエル・マルケスは2回開始時の反則負けでラファエル・マルケスは、辰吉と死闘を繰り広げたラバナレスに8ラウンドKO負け。

ラファエル・マルケスがラバナレスと戦った時には、ラバナレスは既に55戦戦ってたのです。(辰吉との再戦の2年後)



メキシカン以外の大物では、バーナード・ホプキンスやシーサケット(ボクシング経験がないのに、アルバイトと言われて日本に連れてこられて当事世界ランカーだった八重樫と対戦)やウィルフレド・バスケスもデビュー戦で負けているのです。

そして、ジョニー・ネルソンはデビュー戦3連敗したのですが、WBO世界クルーザー級の世界チャンピオンになって13回防衛したのです。

デビュー戦を颯爽と勝つのもいいですが、日本人ボクサーにはどんどん強い相手と合い間見えて 強くなっていってほしいです。

※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html

※日本人ボクサーがプロテイン利用で強くなった記事
http://www.maywetherj.work/archives/53709251.html 

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本当はこんなに強かった竹原慎二と渡嘉敷勝男

今、youtubeでは竹原慎二と渡嘉敷勝男の動画が話題になって再生数を伸ばしてます。

竹原は、以前ガチンコにも出ていたので知名度はあるかと思いますが、現役時代はかなり強かったです。おそらく、日本人歴代ミドル級ではトップだと思うし、アジアでも白仁鉄(スーパーウェルター級~スーパーミドル級)とともに3本の指に入るでしょうね。

竹原の戦績は24勝18KO1敗で、WBAミドル級のタイトルをホルヘ・カストロからもぎ取りました。当時のカストロは、98勝している化け物で誰もが竹原が勝つとは思っていなかったのでした。

だから、竹原の戴冠は価値があるでしょう。OPBFでも、敵なしでした。



が、初防衛のジョッピー戦では相手の距離感に苦労しパンチを当てさせてもらえなかったですね。今から6年前に、膀胱癌が見つかって手術・抗がん剤治療を行っているのが心配です。

一方、トカちゃんねるの渡嘉敷勝男もWBAライトフライ級のベルトを5度防衛していたのです。私が1番感銘を受けた試合は、最後の試合の張正九戦ですね。

9ラウンドTKO負けですが、その後15回防衛(15回防衛の後返上)する馬力のある張正九と真っ向から打ち合い、かなり追い込んだのです。

引退後は、「風雲たけし城」や「平成教育委員会」などタレント活動をしていたので、こちらの方が印象が強いでしょう。

しかし、渡嘉敷も現役時代は強かったし強い相手でも向かっていったのです。




聞いた話では、渡嘉敷は具志堅を倒すためにボクシングを始めたが、偶然同じジムに入ってしまい試合ができなかったのです。



ただ、当時世界チャンピオンの具志堅相手にスパーで滅多打ちされてもひるまず、具志堅からも一目置かれていたようですね。

竹原と違って渡嘉敷は話が面白いので、今後も面白い話をトカちゃんねるで聞かせてほしいと思ってます。

もうすぐ還暦ですが、いつまでも健康でボクシング界を盛り上げてほしいと願ってます。

※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html

※日本人ボクサーがプロテイン利用で強くなった記事
http://www.maywetherj.work/archives/53709251.html


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神ディフェンスのボクサーと手本となるボクサー

ボクシングにとって、ディフェンスはとても重要です。そのディフェンスで神業を見せたボクサーといえば、パーネル・ウィテカやメイ、ハメド、そして天才児ウィルフレッド・ベニテス(超至近距離でヒットマン・ハーンズの連打の嵐にさらされながらも上体の動きだけでかわした)の名が浮かびます。

また、少し古くなるが日本人で一番のハードパンチャーの藤猛を空転させたニコリノ・ローチェ(117勝4敗)もディフェンス・マスターですね。

 


その他、マーク・ジョンソンやミドル級からヘビー級までかけあがったジョームズ・トニーの二人の防御もすごい。ともに、防御力があるので上の階級にいっても対応ができた二人でしょうね。

しかし、日本人ボクサーはこれらのボクサーの真似は絶対にしないほうが’いいでしょう。できるはずがないからです。

川島や辰吉でさえ世界レベルではめったうちにされるほどなので、(川島はペニャロサに滅多打ちにされている。その他の世界戦の相手は弱すぎ)日本人ボクサーには日本人ボクサーなりの防御方法を学ぶべきでしょう。

ディフェンスは大きく分けると、顔や体を動かしてよけるのとガードでパンチを殺す2タイプに分かれます。

日本人ボクサーは、ガードでパンチを防御することを学ぶべきですが、良いお手本となるボクサーがいます。アイク・クォーティとリカルド・ロペスですね。

この二人のガードとブロッキングは真似るべきですね。パーリング等へんに動かさず(フェイントにひっかかるので)、きちんとブロックすることを心がけ、地道に練習すれば日本チャンピオンレベルのパンチはほとんどもらわないようになるでしょう。



ただ、ブロックはたんに腕をおいておくだけではありません。当然、パンチを見て対応しなければいけない。ストレートの場合、フックの場合、ボディ・アッパーの場合等、ブロックする位置や角度を変えなければならない。

しかし、これらをきちんと教えられる日本人トレーナーはほとんどいないのです。だから、日本人ボクサーはディフェンスが向上しなくて、簡単に一発でKOされるのです。


※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html

※日本人ボクサーがプロテイン利用で強くなった記事
http://www.maywetherj.work/archives/53709251.html

※学歴が関係なしで正社員になれる記事
http://www.maywetherj.work/archives/54037655.html  


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