WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔がドニー・ニエテスを相手に5度目の防衛戦を行い、判定で防衛しました。

4階級制覇同士の対決を制し、井岡は3年半前のリベンジに成功しました。3年半前は、判定こそ2-1でしたが、ほぼ一方的に井岡は負けました。KOされたかけた場面もあり、逆に井岡のパンチはほとんど空を切り、当たってもきかすことができなかった。



この3年半で何が変わったのか?

前回のブログで記しましたが、
ニエテスが40歳で劣化したのが大きいでしょう。ニエテスのような試合巧者でテクニシャンは、ドネアタイプに比べ年齢の衰えはまだましです。

それでも、40歳はきついでしょう。加えて、所属ジムが閉鎖してあまり練習をしていなかったようです。40歳で非力なニエテスが、あまり練習をしないで試合をすると、当然後半スタミナを切らし、防戦一方になります。

逆に井岡は、ニエテスに敗れた後パリクテ、田中恒成と試合をして成長しました。

3年半どう練習したか、誰と戦ったのかが全然違ったので、井岡が判定で勝つと前回のブログで断言できたのです。




井岡はこの後ローマン・ゴンザレスやエストラーダ達と試合をする構想ができました。

スーパーフライ級はバンタム級と違ってレベルが高いので、楽しみです。もし、エストラーダに勝てば(99%ない)、ショボいバンタム級を飛ばしてスーパーバンタム級で戦ってほしいものです。


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