辰吉やユーリや鬼塚が活躍した90年代は、ボクシングに熱中し日本の試合も海外の試合も本当によく見たものだ。

当時、IBFにはカニザレスという強いチャンピオンがいて、WBAはカオサイの兄カオコー・ギャラクシーからルイシト・エスピノサ(タノムサクに勝って防衛している)、イスラエル・コントラレス(WBA王者になる前にウィルフレッド・バスケスを1ラウンドでKOしている)、エディ・クック、エルセール・フリオ、ジュニア・ジョーンズとレベルの高い世界チャンピオンが受け継いだ。

辰吉が狙ったWBCのリチャードソンは穴王者だった。その相手しか、辰吉は勝てなかっただろう。当時のバンタム級は今とはレベルが違ったからだ。しかし、後にエディ・クックをKOしたのはマルコ・アントニオ・バレラであり、エルセール・フリオをKOしたのは、パッキャオやイスラエル・バスケスであり、ジュニア・ジョーンズをKOしたのはエリック・モラレスなのである。

バレラは42歳、イスラエル・バスケスは38歳、パッキャオは37歳、モラレスは39歳、マルケス兄は42歳、メイは39歳とこの世代は実力者が揃っている。このベテラン達に勝てる20代のボクサーはほとんどいないだろう。ほか、デラホーヤも43歳、バーナード・ホプキンスは51歳、ジョー・カルザゲは44歳、ロイ・ジョーンズ・ジュニアは47歳なのだ。

この世代の上を行くのは、レナード達(ハグラー、ハーンズ、デュラン、ベニテス、クエバス)の世代とアリ世代でしょう。

前回は、昔と今のボクサーを比べたのだが、訂正します。強い世代というのがあり、それらが今のボクサーを上回っているというだけなのでしょう。確かに今のほうが技術はあがっているでしょう。しかし、今の20代のボクサーで、メイやパッキャオ達に勝てるボクサーは皆無という事実が存在している。

   
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