世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

海外の豪華なスパーリング・K1王者も登場

youtubeをいろいろ見ていると、興味深いスパーリングがよくアップされてますね。

例えば、トーマス・ハーンズとマイク・マッカラムのスパーリング。

ヒットマン・ハーンズは、リーチ203cmから繰り出される長距離砲のジャブや打ち降ろしの右でKOの山を築いた5階級制覇のスーパースターです。

対するマッカラムも、49勝36KOとハードパンチャーで、ジュリアン・ジャクソンやミルトン・マクローリーやドナルド・カリーをKOした試合は有名です。

階級はほぼ同じ(ハーンズはウェルター級スタートで、マッカラムはスーパーウェルター級スタート)で、年齢もほぼ同じです。(マッカラムが2歳上)



おそらく、スパーをした時はお互いにミドル級の時だったと思います。それにしても、ヒットマンの距離は長すぎますね。対戦相手は、あまりの距離の長さにとまどうでしょう。

次に、佐藤を左手だけで子ども扱いしたフェリックス・シュトルムとK1で魔裟斗に勝利したアルバート・クラウスです。



このスーパーリングは完全にレベルが違うので、シュトルムはかなりながしている様子ですね。

シュトルムは相変わらずガードが堅固で左ジャブが鋭いですね。

そして、最後の動画は西島洋介山とジェームズ・トニー。



天才トニーを相手に西島もよく健闘してますね。

ローチはこのスパーリングについて、「素晴らしい内容のスパーだったから今でもよく覚えているよ。
ニシはクイックネスとパワーを兼ね備えていた。ただ、アゴの強さだけはちょっと疑わしかったな。」

とコメントしてました。

今回は以上3本だけ紹介致しますが、他たくさんのスパーの動画があります。

基礎がしっかりしていて実力のある日本人ボクサーは、どんどん海外でトレーニングをして強くなってほしいものですね。


※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html

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 コメント一覧 (8)

    • 1. おっとけ
    • 2019年08月15日 18:48
    • ハーンズ、ハンドスピード早すぎて笑うしかないですねw

      リーチが長すぎると、逆に長さを持て余してスピードは落ちる気もするのですが・・・。

      どういう身体操作の意識を持っているか、聞いてみたいものです。
    • 2. maywether
    • 2019年08月16日 19:16
    • >おっとけさん
      ハーンズはウェルター級時代はもっと速かったですよ。離れても厄介だし、中途半端にくっついても連打が嵐のように降ってきます。ハーンズが相手なら、ハグラーがやったように1ラウンドから距離を潰すしかないですね。(それでも、リスクは大きいです) 
    • 3. toney
    • 2019年08月17日 13:47
    • 確かに、ハーンズのハンドスピードえぐい。。つくづく化け物ですね。でもマッカラムのスピードも十分速いし、ボディ打つのもやはり上手い。西島トニーは、トニーさんのスタミナが無さすぎてちょっと物足りないですね!西島は普通に舐められてましたが笑 西島もいいファイターだとは思いますがトニーとの相性は悪いでしょうね。トニーと言えばジェラルドマクラレンとのスパーもありましたよね!画質は良く無いですが...でも記事の動画のハーンズマッカラムの方が迫力がありますな...
    • 4. maywether
    • 2019年08月17日 21:22
    • >>3
      確かにハーンズは化け物です。あのデュランを簡単にKOしたのですから。そして、マッカラムもかなりレベルが高いのは確か。トニーは天才肌であまり練習をしないですね。西島とのスパーの時は、試合が決まってなくてグダグダして太っていた時でしょうね。
    • 5. toney
    • 2019年08月17日 23:16
    • >>4 ラズベガス恐怖の一撃。。 顔面をハーンズの右で撃ち抜かれるとか想像したくも無いです笑 負けはしましたがデュランは良く死にませんでしたね。そしてこの化け物を倒したハグラー...改めて凄い時代ですよね。。トニーさんは才能に頼り過ぎで、練習さえきちんとこなせば間違いなく最高のボクサーの1人になれた、かもしれないですがどちらにしろ実力も人気もロイには敵わないでしょうね。
    • 6. maywether
    • 2019年08月17日 23:38
    • >>5
      ハーンズの強さは凄まじく、そんな怪物を倒したハグラーはどれだけ強いんだと当時驚きました。そして、そんなハグラーをレナードは破り、世界は凄いと痛感させられたものです。

      ロイ対トニーですが、確か戦前はトニー有利だったと思います。あの、ロイが不利ってもう凄い世界ですよね。
    • 7. toney
    • 2019年08月18日 18:32
    • >>6 正しく黄金時代ですね。ハグラーはレナードにベルトにベルトが渡ったのが気に食わなかったそうですが笑 4人は今のボクシングをどんな目で見ているのでしょうかね? 俺なら勝てるぜ、と思うのか 敵わないな、と思うのか。まあ伝説のボクサー達であった以上考えることは同じかもしれませんね! ロイ対トニーで前評判トニーってのは何か意外です。自分が最初に知ったのはロイの方で、実力、スター性から見てもロイの圧倒的有利って見方かと思ってました。。
    • 8. maywether
    • 2019年08月19日 13:13
    • > toneyさん
      レナード、ハグラー、ハーンズ、ベニテス、デュラン達が交わった時のウェルター~スーパーウェルターが歴代最もレベルが高かったと思います。(次はアリ、フォアマン、フレージャー達、そして次がメイ、パッキャオ、マルケス兄、モズリー、デラホーヤ達が交わった時の階級)

      ハグラー、ハーンズ、レナード達は今のボクサー達には物足りない何かを感じながら、純粋に応援しているでしょう。

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