世界のボクシングと日本のボクシング

世界のボクシングと日本のボクシングとは、メジャーリーグと日本の野球以上に差がある・・・

日本人の世界チャンピオンが増えた要因

ここ2006年ぐらいから日本人ボクサーの世界チャンピオンが増えだしたのですが、増えた要因の1つには韓国人のボクシング離れがあるでしょう。

韓国人も日本人同様、主に軽量級で世界チャンピオンを輩出しており、日本人と韓国人はお互い非力でディフェンスがへただが、スタミナで勝つパターンが似ているように感じますね。

概して、日本人ボクサーの方がフォームはよくテクニックもあるのだが、スタミナや体の頑丈さでは韓国人ボクサーの方が秀でているので、韓国人ボクサーにはかなりやられている印象があります。

例えば、張正九と柳明佑がジュニア・フライ級チャンピオンに君臨している間は、日本人ボクサーは何人KO・TKOされたのか? 大橋が2回、渡嘉敷、伊波、喜友名、小見山、徳島、大鵬等 たくさんの日本人がKO・TKOされてます。



フェザー級では、朴永均に日本人ボクサー3人(浅川、松本、竹田)がKO・TKOされてます。

また、世界チャンピオンにはなれなかったが、朴政吾は日本では無敵だった吉野や佐藤をあっさりとKOしてます。(朴政吾はアイク・クォーティにジャブだけで遊ばれて、TKO負け)

韓国人の最後の世界チャンピオンって池仁珍だったのでしょうか?

2000年以降は本当に韓国人ボクサー全然見ないようになり、日本人ボクサーが以前に比べ簡単に世界チャンピオンになっているように感じますね。(他、ランキング入りが簡単にできるようになった事やWBO・IBFができてWBA・WBCに比較的弱い世界チャンピオンが多くなったこと、空位が多く出来てそこを巧みに狙える等も原因の1つ)

ps.韓国人ボクサーから世界タイトルを奪取した日本人ボクサーも結構います
  輪島、小熊正二、渡嘉敷、玉熊、薬師寺、井岡、大橋(大橋は2回世界チャンピオンになったが2回とも韓国人から奪取)、畑山 (1度はドローだったが再戦で判定勝ち)、徳山等。

※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html

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 コメント一覧 (15)

    • 1. 初心者です。2台目。
    • 2019年08月21日 19:58
    • なるほど、ボクシングの韓国離れということなんですか。御質問したいのですが逆にその分フィリピン人やタイ人が激増しなかったのはやはり日本側のランキング操作でチャンスがこない感じでしょうか?
    • 2. maywether
    • 2019年08月21日 21:06
    • >初心者です。2台目さん
      さいさん指摘しておりますが、日本人ボクサーが通用してるのは、スーパーバンタム以下が多いですね。その階級は欧米人ボクサーがひじょうに少ないのです。逆に、タイ人、フィリピン人、中南米のボクサー等が日本以外で多くなりますが、その中では日本が経済力がぬきんでてます。また、政治力も使いランキング等で優位に立てるのは大きいですね。
    • 3. ハメッド
    • 2019年08月22日 19:49
    • 韓国人ボクサーはまあ断言していい、世界一体の硬い国ですよ。兎に角パンチの振りは雑だし連打の回転は遅い(柳明佑の様な例外もある)。ただ韓国人は体が硬い代わりにアジア1といっていいくらい骨の太い人が多いです。だから日本人や中国人と比べるとタフな割合が多いです。
      韓国のメジャー団体としての世界王者は池仁珍が最後ですね。あとはマイナー団体のIBO王者になった金智勲です。
      今では韓国ボクシング界はズタボロなのは周知の事実。団体は多いわ興行は大学の体育館や公民館、即席で野外リング、結婚式の宴会場を借りて低予算な上、チケットも選手の家族や友達、恋人以外誰も観に来ないなんてザラです(偶に軍隊の人をサクラとして呼んでる様です。)
      更に今韓国ではあのクソ文在寅大統領のせいで経済はボロボロ、、、韓国ボクシング界の明日はどっちだ。。。



    • 4. maywether
    • 2019年08月22日 20:14
    • >ハメッドさん
      そうですね、韓国人ボクサーは世界一体が硬くてフォームが不細工ですね。しかし、それを補う骨太で頑丈な体をもってます。あと、韓国とタイのボクシング離れ凄いですね。フィリピンもパッキャオが出なかったら、ボクシング離れしていたかもしれないですね。韓国は今後、経済もがたがたになっていくでしょうね。
    • 5. ハメッド
    • 2019年08月23日 01:35
    • パッキャオとドネアはフィリピンを活気づけましたね。
      それまでもフィリピンといえばフラッシュ・エロルデやルイシト・エスピノサ、アジア人として初のミドルで世界を取ったセフェリーノ・ガルシア、日本でも有名なジェリー・ペニャロサなどなど、名選手が多いにもかかわらず日本ではタイに次ぐかませ犬国というイメージが強かったですがここ近年でのフィリピンボクサーも日本人選手に勝つことが多くなって来ましたので、フィリピンボクサー全体の士気は高くなってきてます。

      韓国人ボクサーは今は頑張っても東洋太平洋やアジアのローカルタイトルを取れるくらいでそこから先は通用しない。興行自体が中々立たない。故に試合も少なくなって選手全体のレベルが低い上元々兵役の関係で2年のブランクがついてそのまま引退。復帰しても体重が増えて3階級以上上げたりなんてのがザラにあります。
      なので韓国人ボクサーでこの先逸材が現れても短命で終わるでしょう。それも含めて韓国ボクシング界も今後何か改善策を考えていかなければ行けないのに、、、

      日本も今は井上、村田、井岡が海外で名を轟かせようとしていますが拳四朗や京口、田中や伊藤、木村が主力というのが心細い。まあ伊藤や木村は海外で世界を取る度胸や力があるだけましですが田中は名古屋でお山の大将、亀田3号はここ2試合のメディナ、バルガス戦で限界を露呈してしまったし、京口や拳四朗は華が無いせいか井上、井岡の前座で試合させてもらっていてメインを張る力は弱い。八重樫も4階級制覇とか言ってますが大橋ジムが引退の花道のためにやらせてる印象。世界戦もここ最近は後楽園ホール中心で大きい会場でやる数も減ってきました。正直未来が明るいとは言いづらいです
    • 6. maywether
    • 2019年08月23日 13:24
    • >ハメッドさん
      フィリピンはタイと違って全体的に士気は高いですね。やはり、目標とするボクサーがいるからでしょうね。

      韓国はボクシングは学のないものがするものとされ、敬遠されていると聞きました。また、韓国人ボクサーがパンチドランカーになったドキュメンタリーが放送され、いっそうボクシング離れが顕著になったようです。

      日本でボクシング人気を復活させるには、辰吉のようなスターか鬼塚のようなキャラの強いボクサーが必要でしょう。(当然実力が伴わないとダメ)サラリーマンとかわらないような貧弱なボクサーでは一般人になめられるだけでしょう。
    • 7. ボロカブ
    • 2019年08月23日 14:05
    • 日本人や韓国人がチャンピオンになれるのはスーパーフェザー以下ですね!

      スーパーフェザー以上はチャベスみたいなのが居て難しい、、、

      又、欧米人や黒人もフェザー以上が多いのが原因でしょう
    • 8. maywether
    • 2019年08月23日 16:57
    • >ボロカブさん
      アジアでの最重量級王者は韓国の白仁鉄です。(スーパーミドル級) 白仁鉄はデビュー以来26連続KOし、日本人をことごとくなぎ倒してきました。そんな白仁鉄もスーパーウェルター級での世界戦ではジュリアン・ジャクソンに簡単に3ラウンドで片付けられたのです。白仁鉄や竹原は特別ですね、ご指摘とおり日本人・韓国人はスーパーフェザー以下です。(多いのはミニマム~バンタム)近々記事に書きますが、日本人・韓国人にとって黒人は高い壁なのです。
    • 9. 宇野
    • 2019年08月24日 10:16
    • 朴永均はエスパラゴサとエロイ・ロハスに打ち勝ち、張正九はサパタにリマッチで圧勝し、文成吉は、ウイラポンとヒルベルト・ローマンに圧勝したナナ・コナドゥに負傷判定ですが勝利をおさめています。
      これだけ見ても、空き巣狙いや決定戦、ピークを過ぎたビッグネーム狙いの日本人ボクサーがいかにヘタレだかよく分かります。

      個人的には、 文成吉が伏兵・ブエノに負けてしまった為に実現しなかった、川島郭志との試合が観たかったです!
    • 10. maywether
    • 2019年08月24日 15:36
    • >>9
      文成吉は嫌いなボクサーですが、とてもやりにくくタフでしたね。川島の苦手なタイプなので、後半やられそうですね。

      韓国のチャンピオンは防衛相手も強いのとやっているのが多く、きちんとした世界チャンピオンは日本よりは多いですね。
    • 11. やま
    • 2019年08月24日 19:43
    • 徳山は在日3世で国籍は韓国人だったと思います。
    • 13. maywether
    • 2019年08月24日 22:50
    • >>11
      徳山は在日の北朝鮮出身です。奥さんが韓国人なので、国籍を韓国に変えたかもしれないですね。どうでも良いですが。
    • 12. オルフェーヴル
    • 2019年08月24日 22:29
    • 管理人さん、ボクシング界を多少なりとも知っている人は、日本人の世界チャンピオンが増えた理由は単純に韓国人がボクシングをやらなくなったからだと分かっています。そして管理人さんが再三指摘している通り、欧米人がいないフェザー級以下の階級の穴王者、空位を狙っての王座獲得という卑怯な真似をしている事も一般人に浅くではありますが、広く知れ渡っているから人気が出ないのでしょう。「世界」という冠がつくのにも関わらず、他の競技のように広く世界を転戦せず(出来ない)、しかも名古屋という都市以外に出たがらない奴なんざ、一般人はヘタレとしかみないでしょう。名古屋という超がつく程の閉鎖的なところだからまだお山の大将でいられるのでしょう。本来なら協会が音頭を取ってどうやったら中量級(ライト級以上)で王者を作るか対策を講じるべきなのですが、無能な連中は何もしません。
      藤田嗣治はフランスで評価され、逆に日本では無名なことにフランス人が驚いたそうですが、そういう海外では有名人だけど日本では無名なボクサーが出ないと駄目でしょう。無理なのでしょうが。それを考えるとパッキャオは本当に凄いですね。世界戦以外でも骨のある相手と戦ってます。
    • 14. maywether
    • 2019年08月24日 22:55
    • >>12
      世界チャンピオンが増えたといってもほとんどがミニマムからスーパーバンタムの穴階級&欧米人が稀有な階級ですね。海外で無名な世界チャンピオン&日本でしか通用しない世界チャンピオンです。田中はいい加減名古屋という村から出て、東京に行き、アジアにでないとしょうもなく無名のボクシング人生で終わります。
    • 15. ななし
    • 2019年08月29日 15:03
    • 正直、ミニマム、ジュニアフライはいらないです。ミニマムやジュニアフライの世界王者の国際的な価値などない。ミニマムやジュニアフライの層があまりにも、うすすぎます。
      最低ラインとして、フライ級からですね。ミニマムやジュニアフライで統一戦もしてない中で、軽量級最強だとなのってほしくないですね。
      軽量級最強はどうみてもエストラーダで、エストラーダを倒せば、軽量級最強と名乗ってもいいでしょうね。
      井岡はエストラーダのベルトを本気でとりにいくだけの行動をおこし、試合で証明してます。パリクテ、アローヨ、ニエテスとやっている。
      軽量級の王様に絡む位置まできました。
      しかし、田中はどうかというと
      井岡とやりたがってましたが、
      田中は本気で軽量級の王様になるために行動をおこして、試合で証明しているのかと思います。
      ダラキアンやチャーリーエドワーズやムラザネの名前が田中から出てきません。

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