モハメド・アリがジョージ・フォアマンやsジョーフレージャー達と激闘を繰り広げていたのは1970年代です。

1980年代には、シュガー・レイ・レナード、マービン・ハグラー、トーマス・ハーンズ、ロベルト・ドデュラン、ベニテス達が活躍してました。

全体的な技術は現代ボクシングの方があがってますが、現代のボクサーではアリやレナードやハグラーに勝てる者はいないでしょう。

現代のボクサーと昔のボクサーでは何が違うのか? 例えば、体の強さ、打たれ強さ、そしてスタミナが違いますね。

また、ルール等もかなり変わってきているのです。
・15ラウンドから12ラウンドに
・グローブのサイズが大きくなった(6オンスグローブの廃止)
・グローブサイズが大きくなるにつれ、ガードが多用されるようになった
・各ラウンドの採点ができる限り10-10をつけなくなった

15ラウンドもあるので、最初は様子見かと思うかもしれませんが、今以上に1ラウンドから打ち合います。しかも、小さくて薄いグローブで。

そうしたこともあり、ハードパンチャーが多く面白かったのは事実です。昔のボクサーの方がパンチが速く感じるのは、グローブのせいかもしれません。(しかし、レナードをはじめ多くのボクサーは速かったですね)
 

以前アメリカ人の関係者達に現代のボクサーとひと昔前のボクサーではどちらが強い?と質問したのですが、全ての関係者は今より90年代、そして90年代より80年代が強かったと言ってました。

例えば、メイウェザーに勝てる20代のボクサーはいないし、パッキャオに勝てる20代のボクサーもいないっと。また、1988年にデビューしたバーナード・ホプキンスは50歳前まで世界チャンピオンでした。

1969年にデビューしたジョージ・フォアマンは1977年にいったん引退した。が、10年後の38歳の時に復帰し、なんと45歳の時に世界チャンピオンに返り咲いている。


引退前は、復帰する前とは比べられないほど、数段強かったのです。



日本だけでなく、海外のボクサーも強さやスタミナ、気持ち等が落ちていっているのでしょう。
   
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