最初に、ボクシングの興行の仕組みを簡単に説明致します。
海外では、フロイド・メイウェザー・ジュニア対マニー・パッキャオで、メイが300億円以上、パッキャオが100億円以上稼いでおります。
アメリカでは、ペイパービュー(有料放送)の収益が莫大な額になり、それがファイトマネーに計上されるので、一部の人気ボクサーのファイトマネーが日本とは桁違いの額になるのです。
ボクシングジムの収入は、練習生からの月謝、興行収益となるのですが、現在新型コロナウィルスの為、ボクシング興行は中止となり自粛している状態です。
しかし、先日愛知県や東京で無観客で試合を行っております。
無観客ですが、大会関係者や選手の為に感染防止対策をしなければならないので、非常に手間がかかったと思います。抗体検査、マスクやフェースガード着用、密集を防ぐための仕切り、消毒など。
おそらく、大赤字だったでしょう。テレビの放映権料や入場券料がなく、会場費やファイトマネーだけが出て行きますから。後楽園ホールでの興行では、2試合のタイトルマッチもあったので凄い額(1,000万円前後)の出費だったのかと思います。
それでも、どこかのジムが先駆けてやらないとボクシングは衰退していくし、ボクサーも収入がなくなってしまいます。
ただ、今後は赤字覚悟でやっていけば先が続かないので、無観客や入場者制限(三密を防ぐ)でも何らかの形で収入を得るシステムを確立しなければなりません。
例えば、youtubeを使ってライブ配信をしたり、インターネットを使って不特定多数から寄付金や激励賞等を視聴者から募ったり、オンラインで選手のグッズやトレーニングウェア、トレーニング機器、健康食品など売る等。
これまでとは比較にならないほど、youtubeなどの動画、ツイッター、ブログを活用し情報発信が必要でしょう。
動画発信は、試合だけでなく世界レベルの選手同士のスパーも発信できるし、練習内容も発信できます。体重の落とし方の指南もできます。それらを通じて、有料会員制度を確立するのもありでしょうね。
そして、そういったビジネスを確立したジムが今後生き残っていくでしょう。ボクシング業界は、非常に古い体質で、これまでなかなか変革ができなかったので、良いきっかけとポジティブにとらえて、様々なビジネススタイルを広げていってもらいたいと思います。
これを乗り切って、また以前のように多くの興行が開催されるのを待ってます!
※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html
※日本人ボクサーがプロテイン利用で強くなった記事
http://www.maywetherj.work/archives/53709251.html
一般的には、興行主(プロモーターやボクシンジム会長等)が試合を企画・マッチメイク・運営します。
興行の収入は、入場券料、テレビ放映があれば放映料、スポンサーがいれば支援金等が収入になり、そこからファイトマネー、会場費、広告宣伝費、タイトルマッチの場合は承認料等支払われる仕組みになっているのです。
ちなみに、日本人ボクサーの一般的なファイトマネーは4回戦であれば6万円、6回戦~8回線がが10万円~20万円、日本タイトルマッチで30万円~数百万円、世界戦で500万円~3,000万円ぐらいとなっております。(ファイトマネーは全てが本人に入るわけではなく、マネージメント料(最大33%)を所属ジムに支払わなければならない)
そして、今まで日本人ボクサーのファイトマネーの最高額は辰吉(対薬師寺戦)で1億5千万円以上と言われております。
海外では、フロイド・メイウェザー・ジュニア対マニー・パッキャオで、メイが300億円以上、パッキャオが100億円以上稼いでおります。
アメリカでは、ペイパービュー(有料放送)の収益が莫大な額になり、それがファイトマネーに計上されるので、一部の人気ボクサーのファイトマネーが日本とは桁違いの額になるのです。
ボクシングジムの収入は、練習生からの月謝、興行収益となるのですが、現在新型コロナウィルスの為、ボクシング興行は中止となり自粛している状態です。
しかし、先日愛知県や東京で無観客で試合を行っております。
無観客ですが、大会関係者や選手の為に感染防止対策をしなければならないので、非常に手間がかかったと思います。抗体検査、マスクやフェースガード着用、密集を防ぐための仕切り、消毒など。
おそらく、大赤字だったでしょう。テレビの放映権料や入場券料がなく、会場費やファイトマネーだけが出て行きますから。後楽園ホールでの興行では、2試合のタイトルマッチもあったので凄い額(1,000万円前後)の出費だったのかと思います。
それでも、どこかのジムが先駆けてやらないとボクシングは衰退していくし、ボクサーも収入がなくなってしまいます。
ただ、今後は赤字覚悟でやっていけば先が続かないので、無観客や入場者制限(三密を防ぐ)でも何らかの形で収入を得るシステムを確立しなければなりません。
例えば、youtubeを使ってライブ配信をしたり、インターネットを使って不特定多数から寄付金や激励賞等を視聴者から募ったり、オンラインで選手のグッズやトレーニングウェア、トレーニング機器、健康食品など売る等。
これまでとは比較にならないほど、youtubeなどの動画、ツイッター、ブログを活用し情報発信が必要でしょう。
動画発信は、試合だけでなく世界レベルの選手同士のスパーも発信できるし、練習内容も発信できます。体重の落とし方の指南もできます。それらを通じて、有料会員制度を確立するのもありでしょうね。
そして、そういったビジネスを確立したジムが今後生き残っていくでしょう。ボクシング業界は、非常に古い体質で、これまでなかなか変革ができなかったので、良いきっかけとポジティブにとらえて、様々なビジネススタイルを広げていってもらいたいと思います。
これを乗り切って、また以前のように多くの興行が開催されるのを待ってます!
※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html
※日本人ボクサーがプロテイン利用で強くなった記事
http://www.maywetherj.work/archives/53709251.html
そしてプロの格闘家がジムの会員に直接技術やトレーニング指導したりしており、ユーチューブをつかって、コラボして積極的に総合格闘技やジムの営業、宣伝をしてます。
ボクシングはライセンス制度でルールによるしばりが多く、思い切ったことができませんね。
内山も最近ユーチューブをはじめ、朝倉弟とコラボしたり、弟が内山のジムに通っていたり、ボクシングもユーチューブやSNSをつかって動き出してますね。
亀田父もボッタクリバーの企画をやったり娘をつかい積極的に宣伝してますね。