フロイド・メイウェザー・Jr. 対朝倉未来の試合は、超RIZINで拳を交えたが、2ラウンドでメイウェザーがKOした。
前回、那須川は1ラウンドでKOされたことを思えば、朝倉は健闘したと思う。
那須川はメイウェザーに1発ぐらいしか当てることができなかったが、朝倉は3発は当てたと思う。
まず、メイウェザーとエキシビションながら同じ土俵に立てたことが凄い。
メイ自身は、「自分にとって遊び」「朝倉の名前もルールも知らない」と言っているが、日本人ボクサーの世界チャンピオンですら、メイは名前を知らないのが現実。
だから、メイと同じリングに立てただけでも快挙なのです。それも、2ラウンドまで行くのは凄い。仮に、45歳のメイウェザーを相手に、2ラウンドまで行ける日本人ボクサーはいるだろうか?
まして、3発も当てることは至難の業でしょう。
体格の差(朝倉自身、3階級下のメイウェザーのパンチはきかないと言っていた)やリーチ差はあったが、メイウェザーにパンチを当てるのは3発~5発が限度で、それで仕留める戦略をしないと、勝つことは無理。
一方、メイのカウンターを想定して自分が打つ時と打った後のケアをしないと、簡単にKOされる。
パッキャオが、朝倉に防御のアドバイス(打った後の防御)をしていたが、一朝一夕にはいかなかった。
今回メイは、自分よりかなり大きな相手と戦い、それも体重を無制限にした。前回、那須川の時はメイの方が大きかったことばかり強調したが(実は、メイはスーパーフェザー級からスタートしたので、骨格はさほど大きくない)、今回は体重のことにはあまり触れてなかったと思う。
幸いにも、来年またメイが日本のリングに来るので、日本人ボクサーが相手となればと思う。
井上や中谷達は、軽量級なのでメイのパンチで数秒で吹っ飛ばされて終わるので、できればスーパーライト級以上が望ましい。
村田あたりが名乗りをあげれば、話題になるかも。3ラウンドレッスンをつけられて、一発も当たらず、終わると思うが。

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