ほかにも、いろんな階級に見たい試合がたくさんあります。
スーパーフライでは、エストラーダ対ローマン・ゴンザレスですね。2012年にライトフライで対戦してますが、あれからエストラーダは激変してます。
バンタム・スーパーバンタムでは、井上尚弥対カシメロの勝者とエマヌエル・ナバレッテも見たい一戦ですね。井上対カシメロは、おそらく井上が勝つのでその後、スーパーバンタムにあげるのならナバレッテやアフマダリエフなどとの試合は面白くなるでしょう。
スーパーライト級は、駒が多いのでジョシュ・テーラーやホセ・ラミレスにロマチェンコやマイキー・ガルシアが絡めば盛り上がります。(ただ、アラムとエディ・ハーンの問題もあります)
そして、最後にスーパーミドル級。デビッド・ベナビデスとカレブ・プラントは実現しそうですね。その勝者と、カラム・スミスも盛り上がるカードです。
プラントは、今年2月の試合の後に「私がデビッド・ベナビデスとの統一戦を望んでいることは誰もが知っている。お前(ベナビデス)がその気なら早く戦おうぜ! こっちはずっとオファーを出しているんだ。待ちくたびれたよ」とインタビューに答えてます。
デビッド・ベナビデス対カレブ・プラントの一戦は、ベネビデスに分がありそうだが、ベネビデスの人間性が好ましくなく、逆にプラントが逆境にも負けず頑張っているので、プラントに勝ってほしいですね。
私のボクシング観戦での信条は、選手の性格をなるべくもちこまないこと(ただやはり練習で頑張っていた田口や久田などは無意識に応援します)です。
だから、性格の悪いカネロやレナードなども性格には関係なく好きなのです。(性格は悪くても彼らのボクシングが好きだから)
しかし、カレブ・プラントのタイトルを取った後のインタビューを聞いてから、不本意ながらプラントに感情移入をするようになり応援しています。
「この試合に人生をかけていた。17年間ハードにボクシングをしてきた。俺は娘に世界チャンピオンになると約束をし、このタイトルを彼女に捧げる」。
プラントの娘さんは、生まれた時から脳の奇形腫を患っていて生涯のほとんどを集中治療室で過ごし、二歳になる前に天国へ旅たったのです。
プラントはプロモーターから「娘のことは病院に任せてボクシングに集中しろ」と契約前に言われたが、「今は娘と一緒に戦うときだ。娘のそばにいながら戦うことが許されないなら、契約の話はなかったことにしてくれ」とプロモーターに答えたのです。
そして、試合前のハードな練習中もプラントは病室の控え室で寝て、翌朝そこから練習場に向かう日々が当たり前だったようですね。
娘さんを背負って戦い、また娘さんとともに戦っているので、プラントは毎試合実力以上出し切っているように思います。(おそらく、1日の大切さを知ったので練習を無駄にせずトレーニングしているのでしょう)
このように見たい好カードはたくさんあるし、またその他にも好カードがたくさん生まれるかもしれません。
だから、一刻も早くCOVID-19 が終息し、ボクサー達が満足に練習や試合ができる環境に戻ってほしいと願ってます。
※世界のボクサーと日本人ボクサーとの壁(世界の戦いに入っていけない日本人ボクサー)
http://www.maywetherj.work/archives/53009851.html
※日本人ボクサーがプロテイン利用で強くなった記事
http://www.maywetherj.work/archives/53709251.html
※学歴が関係なしで正社員になれる記事
http://www.maywetherj.work/archives/54037655.html
